豆知識・雑学

坂東太郎って何?校歌でよく聞くけど人名ではないって知ってた?

将軍
将軍
こんにちは!将軍です!

皆さんは『坂東太郎』という人名?を聞いたことがあるでしょうか。よく学校の校歌や応援歌などで耳にすることが多いと思います。

校歌などに出てくるほど偉大な方なんだなというイメージですが、実は坂東太郎は人名のことではないのです。

坂東太郎は川の異名のこと!

坂東太郎』というのは流域面積が日本一である利根川の異名のことです。Wikipediaでも利根川が坂東太郎の異名を持つということに触れています。

利根川(とねがわ)は、大水上山を水源として関東地方を北から東へ流れ、太平洋に注ぐ河川。河川法に基づく政令により1965年(昭和40年)に指定された一級水系である利根川水系の本流である一級河川。筑後川(筑紫次郎)・吉野川(四国三郎)とともに日本三大暴れ川のひとつと言われ、「坂東太郎(ばんどうたろう)」の異名を持つ。河川の規模としては日本最大級で、東京都を始めとする首都圏の水源として日本国内の経済活動上で重要な役割を果たしている、日本を代表する河川の一つである。日本三大河川。

利根川 wikipediaより引用

ワン太郎
ワン太郎
なんで坂東太郎なの?

坂東太郎の『坂東』というのは、『関東』の古名のことです。関東は山に囲まれていて、足柄坂と碓氷峠これら2つの坂の東側を総称して『坂東』と呼んでいました。



一方で、『太郎』というのは、古くから大きな川などには人名をつけて呼ぶ習慣があり、そこから来ています。日本の3大暴れ川と言われている利根川・筑後川・吉野川にはそれぞれ名前がつけられていて、

  • 利根川→坂東太郎
  • 筑後川→筑紫次郎
  • 吉野川→四国三郎

このようになっています。太郎は長男を、次郎は次男、三郎は三男を表しています。

  • 暴れ川というのは、洪水や水害が多い河川のことを指します。

佐竹義重の異名にもなっている

佐竹義重(さたけよししげ)は戦国時代から江戸時代にかけて活躍した武将で、佐竹氏の18代目の当主です。

この佐竹義重が北条氏との戦いで、7人の敵を一瞬で斬り伏せたことから『鬼義重』『坂東太郎』の異名がつけられました。

まとめ

坂東太郎というのは、川の異名のことでした。坂東は関東という意味であり、太郎は古くから大きな川などには人名をつけて呼ぶ習慣から、名前がつけられていて、それらを組み合わせて『坂東太郎』。

同じように異名がつけられている川もあり、それらとは兄弟になっているということが分かりました。

川の異名まとめ
  • 利根川→坂東太郎
  • 筑後川→筑紫次郎
  • 吉野川→四国三郎

また、武将の異名としても使われていたのでびっくりですよね。