豆知識・雑学

玉ねぎが目にしみるのはなぜ?しみる人・しみない人の違いは?

将軍
将軍
こんにちは!将軍と言います!

料理の際に、玉ねぎを切ると目にしみて涙が出ることってありますよね。

目にしみるということは知っていても、どのような理由で目にしみるのか分からないという方が多いと思います。また、そんな玉ねぎを切る際に異常に反応する・涙が出るという方もいれば、全くしみないという方もいます。

この記事では、そんな玉ねぎの気になる事柄についてまとめています。

玉ねぎが目にしみる理由

玉ねぎを切った際に、目にしみて涙が出てしまう理由は、玉ねぎに含まれている『硫化アリル』という成分が原因になっています。

包丁などで切ると、玉ねぎの細胞が破壊されて上記の硫化アリルが発生、この硫化アリルはすぐに蒸発してガスになります。

そのガスが目に入ると、粘膜を守るために脳から『涙を流して洗い流して!』という指令を出し、目にしみて涙が出てしまうというわけになります。同様に鼻水も出てしまいます。



軍などで使用する催涙ガスなどは、刺激が全く違いますが硫化アリルのような成分が入っています。

メガネでは防げない!

メガネをかけていれば、目にしみないと思われるかもしれませんが、メガネは全く効果がありません。

目にしみて涙が出てしまう原因の硫化アリルは、目に直接飛んできて入るわけではなく、すぐに蒸発してガスになってしまうためです。通常のメガネではそのガスを防ぐことができません。

目の周りをしっかりと覆うような水中メガネなどであれば防ぐことができますが、調理中に装着するのはなにか違うような気がしますよね。

玉ねぎでしみる人・しみない人の違い

この玉ねぎが目にしみるというこの現象は、身体の健康状態にも関係があるとされています。簡単に言いますと、目にしみる人は健康の証、目にしみない人は病気の可能性が大きいというものです。

この病気というのは、ドライアイや加齢などによって増えるのが特徴の、『ダークスポット』というものです。

このダークスポットが無い状態が健康の証であり、玉ねぎが目にしみて涙がで、ダークスポットがあると目にしみにくくなります。

ダークスポットとは

ダークスポットとは、目の表面の涙の膜に黒い筋がある状態のことを指します。日本人のおよそ6人に1人がこのダークスポットの症状があるとされています。

そんなダークスポットの症状はこのようなものがあります。

  • 目が乾く
  • 目が霞む
  • 目が重い
  • 充血する
  • 最悪の場合、失明の恐れも…

このダークスポットになってしまう原因には、加齢やドライアイなどの他にも、コンタクトレンズやパソコン、エアコンなどの影響が大きいとされています。長時間のコンタクトレンズの着用や、エアコンの使用、パソコンなどを操作する際のまばたきの減少がダークスポットの原因になってしまいます。

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目にしみるのを防ぐ方法

目にしみる原因である硫化アリルの性質を利用することによって、玉ねぎを切っても目にしみずに済む方法があります。

気軽にできるので、目にしみるのがどうしても嫌だという方はぜひ試してみてください。

玉ねぎを冷やしておく

硫化アリルは温度が高ければ高いほど蒸発しやすいという性質があります。

この性質によって、玉ねぎを切る前に数時間冷蔵庫などで冷やしておくことによって、硫化アリルの蒸発を防ぐことができ、目にしみるのを防ぐことができます。



通常、玉ねぎは常温保存が基本なので、切る前の数時間前に冷蔵庫に入れておくようにしましょう。新玉ねぎは、水分が多く常温で保存していると皮がヌメヌメしてしまうので新聞紙で包んで冷蔵庫に入れて保存しておきましょう。

玉ねぎを温める

先ほどの冷やすとは逆に、玉ねぎ温めるという方法もあります。

硫化アリルは熱を加えることによって新たに『プロピルメルカプタン』という成分に変化します。こちらの成分は、硫化アリルのように目にしみることはありません。

玉ねぎにはもともと辛みがありますが、それの元が硫化アリルであり、加熱されると甘くなるのは、上記のプロピルメルカプタンに変化するためだとされています。

繊維に沿って切る

硫化アリルは、玉ねぎの細胞が破壊されることによって発生するので、細胞が破壊されないように繊維に沿って切ると、破壊を最小限に抑えることができます。

また、硫化アリルは水に溶けやすいという性質を持っており、水で濡れた包丁を使って切ると、発生してしまった硫化アリルの蒸発を防ぐことができます。

換気扇・扇風機を使う

こちらはシンプルな防ぐ方法です。

原因である硫化アリルは、すぐに蒸発してガスになるので、そのガスが目に入らないように換気扇・扇風機を使うというものです。

キッチンには換気扇があると思いますので、すぐに実践できそうですね。

まとめ

玉ねぎが目にしみてしまう理由には、硫化アリルというものが原因であることが分かりましたが、それは私たちの健康の証になっているのはびっくりですよね。

もし、玉ねぎを切っても目にしみないという方は、ダークスポットという病気になっている可能性があるので注意です。

玉ねぎを切る際に目にしみるのを簡単に防ぐ方法はいくつかありますので、どうしても嫌だという方はぜひ試してみてくださいね。

〜簡単な玉ねぎ対策〜
  1. 玉ねぎを温める
  2. 玉ねぎを切る前に冷やしておく
  3. 繊維に沿って切る
  4. 調理時に換気扇・扇風機を使う