言葉

『すこぶる』の意味や語源・使い方は?反対の意味もある?

将軍
将軍
こんにちは!将軍です!

皆さんは『すこぶる』という言葉を使用するでしょうか。『すこぶる元気』『すこぶる機嫌が悪い』などの使い方をします。漫画や小説などでもこの使い方をよく目にしますよね。

しかし、この『すこぶる』という言葉の意味をよく知らないという方も多いと思います。私はろくに調べもせずに勘違いしながらこの言葉を使っていました。

この『すこぶる』という言葉、ややこしいことに反対の2つの意味があり、これが原因でよく知らないという方が多いのではないかと思います。正しく使うためにもこの機会に意味をしっかりと理解しておきましょう。



この記事では、すこぶるの意味や使い方、語源などについてまとめてみました。

『すこぶる』の意味って?

まずは、すこぶるの気になる意味について見ていきましょう。冒頭でも触れましたが反対となる2つの意味があります。

  • 非常に、たいへん
  • 少し、ちょっと

この『すこぶる』の使い方や意味としては、上の非常に、たいへんなどの物事の程度などが素晴らしいという意味で知られています。

この使い方は、実は中世以降で広まった使い方で、これ以前は本来違う意味の少し、ちょっとといった意味で知られていました。

現在は上の『非常に、たいへん』という意味で知られていますが、下の意味、今ではかなり少ないと思いますが『少し、ちょっと』という意味でも使われるので、その文脈で判断しなくてはならないので注意です。

『すこぶる』の語源

次は『すこぶる』の語源について見ていきましょう。すこぶるという言葉は『すこ』と『ぶる』にそれぞれ意味があります。

  • 『すこ』→少しという言葉
  • 『ぶる』→大人ぶるなどの、それらしい様子などの意味を持つ言葉

すこぶるは、上記の少しという言葉の語源である『すこ』と、大人ぶるなどの、それらしい様子などの意味を持つ言葉が合わさったものです。この語源を見ますと、中世以前に広く使われていた『少し、ちょっと』というのも分かりますよね。



なぜ、意味が変わってしまったのかの原因は、未だに定かになってはいませんが、意味が変わってきたのは中世以降なので、武家社会の台頭したその辺りで何か原因がありそうです。

『すこぶる』の使い方

すこぶるは、漢字では『頗る』と書きますが一般的にはひらがなで使われる事が多いようです。

そして、よく使われる意味は非常に、たいへんなどの物事の程度などが素晴らしいという方です。『すごく○○』や『たいへん○○』を『すこぶる○○』という風に使うイメージです。

また『すこぶる』は何かを強調したいときに使う表現なので、肯定的なものだけでなく否定的な表現でも使われます。

下に言い回しをまとめてみました。使う際に参考にしてみてください。

  • すこぶる元気だ
  • すこぶる楽しい
  • すこぶる気にいる
  • すこぶる機嫌が悪い
  • すこぶる迷惑だ

まとめ

この記事では『すこぶる』の意味や語源、使い方について見ていきました。意味に関しては主に2つの対となる意味がありました。

  • 非常に、たいへん
  • 少し、ちょっと

これらを見分けるには、会話での内容や、分脈の内容で判断しなければならないので、そこが日本語の難しいとこですよね。ただ、現在多く使われている意味は上の『非常に、たいへん』の意味だと思います。

語源に関しては、下の2つの言葉が合わさったものになります。

  • 『すこ』→少しという言葉
  • 『ぶる』→大人ぶるなどの、それらしい様子などの意味を持つ言葉

この記事が少しでも参考になれば幸いです。ぜひ、今日から使ってみてください。