豆知識・雑学

台風・タイフーン・ハリケーン・サイクロン・トルネード呼び方の違いって?

将軍
将軍
こんにちは!将軍です!

ニュースや新聞で台風・タイフーン・ハリケーン・サイクロン・トルネードなどの様々な呼び方を耳にします。

意味はほぼ同じかなとは思いますが、この呼び方の違いってなんなのか気になりますよね。

この記事ではそんな呼び方の異なる台風・タイフーン・ハリケーン・サイクロン・トルネードの違いについてまとめてみました。ぜひ友人や家族に話してみてください。

呼び方の違いは発生する地域?

上記のものの違いは大雑把に説明しますと、強さと発生場所が違うということです。ただ、台風・タイフーン・ハリケーン・サイクロンとは違いトルネードだけは意味が違うようです。

まずは、台風・タイフーン・ハリケーン・サイクロンの順にそれぞれ見ていきたいと思います。これらは熱帯低気圧で発生した渦のことになります。

台風

最初に日本でおなじみの『台風』について見ていきましょう。台風については気象庁でわかりやすくまとめられていました。

熱帯の海上で発生する低気圧を「熱帯低気圧」と呼びますが、このうち北西太平洋(赤道より北で東経180度より西の領域)または南シナ海に存在し、なおかつ低気圧域内の最大風速(10分間平均)がおよそ17m/s(34ノット、風力8)以上のものを「台風」と呼びます。

 台風は上空の風に流されて動き、また地球の自転の影響で北へ向かう性質を持っています。そのため、通常東風が吹いている低緯度では台風は西へ流されながら次第に北上し、上空で強い西風(偏西風)が吹いている中・高緯度に来ると台風は速い速度で北東へ進みます。

気象庁 台風とはより引用

日本では、その年に初めて発生した台風を『台風一号』として、そこから二号、三号と数えていきます。これまで1月に初めて発生する台風もあれば、7月に初めて発生した台風もあるようです。

この台風の語源については諸説ありますが、中国語の大風(タイフン)という言葉が有力とされています。

タイフーン

『タイフーン』は、熱帯低気圧で発生した渦を、風速ごとに分類したものの1つで、4つあるうちの最も風速が最大のものを指しています。

世界気象機関の国際分類では地理に関係なく、熱帯低気圧で発生したものを最大風速により下からトロピカル・デプレッション、トロピカル・ストーム、シビア・トロピカル・ストーム、タイフーンの4段階で分けています。表にまとめますとこのようになっています。↓

分類 最大風速(m/s)
トロピカル・デプレッション 最大風速~17.1m/s以下
トロピカル・ストーム 最大風速17.2~24.4m/s
シビア・トロピカル・ストーム 最大風速24.5~32.6m/s
タイフーン 最大風速32.7m/s以上
ワン太郎
ワン太郎
なんだかすごい名前だね。

そして、この熱帯低気圧で発生した渦を地理ごとに分けたものをそれぞれ、台風・ハリケーン・サイクロンというわけになります。

ハリケーン

ハリケーンは北太平洋から大西洋で発生した熱帯低気圧のうち、最大風速33m/s以上のものを指します。最大風速33m/s以上なので、上の表でのタイフーンのくくりになります。

このハリケーンが北西太平洋に入ってきた場合は、それ以降は台風と呼ばれるようになります。熱帯低気圧の位置によって名称が変わってしまうのでこの辺りはややこしいですね。

ハリケーンの語源はスペイン語のフラカン(huracan)の転訛とされています。『huracan』とはマヤ神話に登場する風・嵐・火などを司る創造神のことです。

ハリケーンにはイルマやフェリックスなど様々な名前がつけられていますが、この名前は発生場所によって名付け親が違いハリケーン名リストから選んで

  • 大西洋北部および太平洋北東部→米国海洋大気局国立ハリケーンセンターが
  • 太平洋北中部→太平洋ハリケーンセンターが

それぞれが命名をしています。

サイクロン

サイクロンとは低気圧の総称として扱われることもありますが、インド洋・南太平洋で発生する最大風速17.2m/s以上のものを指します。最大風速17.2m/s以上ということは発生場所は違えど、台風とほぼ同じということになります。

サイクロンの語源はギリシャ語のkyklon(英語ではcycle←旋回という意味)からの転訛だとされています。

  • このサイクロンは北半球と南半球では風向きが反対になります。

トルネード

北アメリカ大陸で主に発生する大気の激しい渦巻、上昇気流、竜巻のことを指します。

日本でも竜巻はありますが、日本のものよりも規模が大きいです。このトルネードは積乱雲があれば陸上・海上問わずどこでも発生します。また、台風とは違い寿命が10分ほどと短いのも特徴です。

アメリカではこの竜巻・トルネードを種類で分類しています。

  • 衛星竜巻
  • 空中竜巻
  • 水上竜巻
  • 多重渦竜巻
  • 陸上竜巻

この竜巻全てにそれぞれ特徴があり、学術的に分類されています。

まとめ

意味としては同じですが、発生場所やその発生した場所から移動してしまうと名称が変わってしまうので、少しややこしいですね。しかも、最大風速でこと細かに分類されているのでさらにややこしいです。

この違いなどを自由研究などで詳しくまとめると良いかもしれませんね。皆さんの参考に少しでもなれば幸いです。